2007年05月08日

フリーターと就職活動

失業者(勤務先の倒産やリストラ含む)やフリーターは、通常ハローワークに登録し、就職の斡旋を受けるケースが多い。(就職した普通科高卒者は、受験浪人の継続を断念して就職に変更するなど、学校からの斡旋を受けず、卒業後にハローワークの斡旋や縁故で就職するケースが目立つ。)フリーターと言う言葉が生まれたバブル期には、「定職に就けるのにあえて就かず好きなことをする」という肯定的な意味合いで用いられてきたが、今は学校を卒業しても職に就けず不本意にフリーターになるものも多い。企業はフリーターを職業経験と見なすことは少なく、フリーター、無業者の就職活動は、学校等のサポートがある新卒者よりも、いっそう厳しいといえる。

フリーターへの意識に関しては、厚生労働省が2004年にまとめた雇用管理調査に顕著であり、企業経営者や人事担当者の30.3%が、フリーターというスタイルに嫌疑的な反応を示し、「仕事の内容いかんで簡単に辞める傾向がある(否定的に答えたグループの7割)」や「責任感がない(同5割)」といった意見も聞かれる。しかし一方、3.6%と非常に少数だが、フリーター経験を好意的に捉える向きもあり、これらの肯定的グループでは、豊富な経験やチャレンジ精神・他業種で培った技能を評価している。

中小企業経営者の中には「3年以上は同じ職場を経験しないと、必要な能力は一通り育たない」という意見が目立つので、短期アルバイトを繰り返しているケースでは、マイナス評価に成りこそすれ、好意的に見られることは少ない。

また、フリーターを単純な労働力としてしか見なしていない雇用者もあり、フリーターはすぐ辞めるからと就労教育はなおざりであるケースも散見される。このような職場環境ではフリーター自身にも何ら技能が身に付かないので、フリーターの多くが、仕事に現金収入以外の価値を見出せなくなる失速現象を起こしていると思われる節もある。これはパートタイマーなどの臨時雇用者にもたびたび見られる現象だが、雇用者と労働者の間に溝ができた結果、労働意欲や責任感に乏しい労働者が量産されている構図も見受けられる。

中には上に書かれたフリーターの現実を利用し、将来を追い詰められたフリーターを安い給料で就職させて賃金の削減を図る会社もある。再就職する際には働く会社の状況も把握することと、自分の売りやスキルを向上させることが大事である。


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。
posted by エンジニア at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | フリーターと就職活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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